日本大企業の新社長紹介記事に思う
最近新聞では日本の大企業の社長交代の記事が載ることが多いが、そこにある新社長紹介の記事は毎回興味深い。多くの場合、「豪腕」「きめ細やか」「調整型」等、対人関係におけるリーダーシップスタイルについてエピソードを交えて紹介されているが、経営者として求められるどんなスキル、知識を持っているのか書いてないので少々違和感がある。勿論リーダーシップが経営者にとって最も重要なのだが、特に日本の大企業の社長に求められるのは調整力、社内人脈等でもあり、それをうまく使って実行力とできるかどうかであるということなのかもしれない。経営者に求められる能力について、ベンチャー企業ではリソースが限られる為特に個人の能力の高さが求められるが、大企業では社内外の分業で分散処理する為個々の社長がすべて知識、経験として持っておく必要は無いのかも。これが日本企業内での活躍に別にMBAが必要でない理由のひとつかも。いずれにしても、どっちが良い、悪いの話ではないけど、社長になるまであと25年かかると思うと長すぎる。しかも3年くらいで退任する社長も多い事を考えると、社長として活躍できる期間は長い社会人生活で一瞬の事。だとしたらますます一人の社長に経営者としての能力を求めるのではなく、豊富にあるリソースを上手く動かせる調整力を持った人が交代で座るというのは理にかなっているのかもしれない。
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